「がまくんとかえるくん」シリーズ

小学校の国語の教科書でおなじみの「がまくんとかえるくん」シリーズ。おっちょこちょいのがまくんと、そんながまくんにやさしく寄り添うかえるくん。がまくんの天真爛漫さがなければ二人の日常は面白くないし、かえるくんもやさしいだけでなく時に子供らしく無邪気で、わくわくする物語を作るのも上手。読んでいてこんな二人いるよね、あれもしかして自分たちと似てる? と思ったことのある読者の方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。子どもも大人も楽しめるシリーズです。

このシリーズの作者はアーノルド・ローベル。訳者は三木卓。文化出版局からこれまで4冊刊行されています。

訳者の三木卓さんは詩人・小説家・児童文学者・随筆家・翻訳者として様々なお仕事をこれまでされてきました。このシリーズが刊行されてもうすぐ50年。ずっと読まれ愛され続けてきました。三木卓さんは当店にとって大切な作家のお一人です。当店の開業にあたり、サイン本も作っていただきました。

EhonNavi のサイトでこのシリーズの翻訳秘話を読むことができます。
こちらをご覧下さい。

そしてまだ読んだことのない巻がありましたら、ぜひ手に取ってみて下さい。

『僕は、そして僕たちはどう生きるか』  梨木香歩

梨木香歩さんの小説『僕は、そして僕たちはどう生きるか』。吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』の主人公と同じあだ名のコペルくんが主人公です。この時代にいかに自分の頭で考え、お互いを排除し合わずゆるやかに他者とつながり生きていけるかを問うた素晴らしい作品です。(写真はベラミ山荘の庭の一角です)。
梨木さんには古い家や深山、森などがよく出てきます。この作品でも森や林は傷ついた人をかくまう大切な場所として描かれています。ルリユール書店もそんな場所になればいいなと思います。