「思季の本」の展示が始まります  quatre saisons des pensées

※2022.7.14. 夏の展示用に本の入れ替えを行いました。

4月から山口県光市室積にて、立教大学21世紀社会デザイン研究科の中野佳裕先生の企画により、「思季の本 」と題する本の展示が始まります。オブジェとしての本・アート作品としての本の可能性を探求する試みです。会場は江戸時代創業の元・和菓子店「旧中野昌晃堂」です。当店は展示の選書を担当させていただくことになりました。

「旧中野昌晃堂」は現在街づくりや空き家を活用した移住の支援などを行っている女性グループ「室積市場ん」の活動拠点のひとつとなっています。毎週火曜日にマルシェが開かれ、金曜日から月曜日までは「つゞみ」として衣服や工芸品、食品などを扱う店舗として運営されています。

美術書や詩集、文学など10数点の本を季節ごとに入れ替え、館内のあちこちに展示しています。職人が糸でかがって製本した書籍など、現在の書籍流通において目にすることの少なくなったものもございます。展示されている本は手に取ってご覧いただけます。

築170年を経た「城造り」と呼ばれる歴史ある建物は、作家の美しい文章と装幀家や印刷の職人たちの意匠が織りなす紙の本の魅力を一層感じていただける空間です。

展示期間中も「つゞみ」は通常営業されています。お買い物と一緒に本に触れたり、今回の展示をご覧に足を運ばれたりと、風光明媚な室積をぜひお訪ね下さい。