『僕は、そして僕たちはどう生きるか』  梨木香歩

梨木香歩さんの小説『僕は、そして僕たちはどう生きるか』。吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』の主人公と同じあだ名のコペルくんが主人公です。この時代にいかに自分の頭で考え、お互いを排除し合わずゆるやかに他者とつながり生きていけるかを問うた素晴らしい作品です。(写真はベラミ山荘の庭の一角です)。
梨木さんには古い家や深山、森などがよく出てきます。この作品でも森や林は傷ついた人をかくまう大切な場所として描かれています。ルリユール書店もそんな場所になればいいなと思います。