数人で読む外国文学2020@ジュンク堂書店福岡店

ジュンク堂書店福岡店の外国文学担当者さんにお声がけいただき、「数人で読む外国文学」にて選書させていただきました。このフェアは2020年6月17日より一時閉店の6月末までジュンク堂書店福岡店2Fにて開催されました。
コロナで福岡まで足を運べなかった方や、家で本を読む時間が増え、読書ガイドを求める方にも楽しんでいただけるよう、許可をいただき、ここに全選者の推薦文を担当者さんによるプロフィール紹介とともに転載いたします。残念ながら小店には在庫のない本もございますこと、あらかじめご容赦下さい。

選者は野村玲央さんソナミアラエさん倉方健作さん深沢潮さん藤枝大さん(本のあるところajiro)行舟文化さん早川書房選書チームさん東京創元社 HSさん福永信さん小野菜都美(ルリユール書店)です。各選者の名前をクリックしていただくか、このまま続けてご覧下さい。

以下は担当者さんによる企画の紹介文です。

2020年、新型コロナウイルスの流行により、遠出すること、人に会うことが制限され、家の中で過ごす日が増えるようになりました。直接は会えない人の顔を想像しながら「体の調子はどうですか」と、電話やSNSで確認することも多くなっていきました。
そんな中、書店の仕事をしていて目についたのは、わずかですが、詩集の売り上げが伸びていることでした。不安な時に、長い文章よりも気にいった本の、過去に読んだ同じフレーズ、同じページを、何が書いてあるかわかってはいても、何度も何度も読み返してしまうことがあります。言葉のお守り、とまではいきませんが、そのような意味で需要が増えているのかな、と考えたりしました。
「数人で読む外国文学」第二回目を、なんとか閉店前に開催することができました。テレワークのさなかに選書して頂いた方もいらっしゃいます。顔を見てお会いしたことのない選者の方も中にはいらっしゃいます、しかし、その方の文章のくせ、なぜその本を選んだかについての論考を何回も何回も読んでいると、不安だった心が徐々に落ち着いていくのを感じました。すごく不思議だと思いました。今回、当店のHPと、選書にも参加して頂いた小野菜都美さんの「ルリユール書店」のHPで、このリストは共有される予定です。また、講談社さんの群像6月号の特集、最新翻訳小説地図に記載されている選者さんたちの本も、今回、全てではありませんが並べさせて頂きました。ひとりで過ごす時間が読書によって、少しでも落ち着ける、豊かなものになったら、こんなに嬉しいことはありません。
(ジュンク堂書店 福岡店)

小店も含め、福岡の本好きを育てくれたジュンク堂さん。素敵な企画にかかわらせていただき、誠にありがとうございました。市内への移転も決まり8月に営業再開されるとのことです。心よりお祝い申し上げます。

※フェア開催時の店頭で配布された小冊とnote「数人で読む外国文学2020 リスト」(https://note.com/suuninde/n/nbc164a39fcbd)の文をそのまま転載しております。
※小店を除く選者の並びもそのままです。転載にあたり、文責を明らかにする為に( )に執筆者名を入れ、「選書テーマ」という語を補って、体裁をHP用に調整致しました。
※肩書きはフェア開催時のものです。また、HPのある選者の方は選書の下にURLを記載致しました。(2020.07.07)